除去食でアレルギーが治まっていた時期

これは、2番目に授かった息子が生まれてからの
壮絶な体験記。

まだ、除去食とか、食物アレルギーに関して、
世間の目は冷たく、
また、息子が3大アレルゲンである
「牛乳」「卵」「大豆」全てに反応してしまった為、
完全な除去食をせねばならない、
そんな使命感に燃えていた時期。

母乳だったので、除去するのは自分と、
ちょっぴりアレルギーのけが合った娘、
それに、何種類もの食事を作るのは不可能なので、
強制的に家族にも除去食につきあわせました。

義父母は、陰では私を「気が狂っている」と言っていたようですが、
そんなん、気にしていたら治るものも治らない。

とにかく、良い母乳をたっぷりと飲ませたくて、
【桶谷式母乳マッサージ】に通い、おいしくて質の良い母乳を出す事に
専念してました。

幸いにも農家なので、季節の野菜に困ることも無く、
せめて、体にいいものを食べたい、食べさせたいとの思いから、
この頃から自家製の梅干や、味噌の仕込みを始めたと思います。

お味噌のほうは年々腕を上げ、農協の品評会で金賞を受賞したほどでした。

子供の為と思って始めた除去食でしたが、
結果的には自分のアレルギーを抑えるのにも一役買っていたようです。

除去食をしていた頃には、自分のアトピーも、
殆ど完治状態でしたから。

言うのは簡単。行うは難しい。

でも、やってみますか?
今の私には出来ないです。


© Rakuten Group, Inc.